十年ほど前、劇団宝船の「愛される覚えは無い」に出演させていただきました。その稽古ではとても緊張していたように思います。そのせいか稽古帰りにはほぼ毎回誰かとお酒を飲みに行っていました。この公演をきっかけに、その後自分が関わる芝居の稽古と稽古後の居酒屋はセットになってしまい、いつも稽古前に「今日は帰りに誰か飲みに行けるのか?」を確認せずにはいられなくなり、鬱陶しがられる人間になりました。お金もかかるし大変です。ですが稽古後に飲みに行くためには台本を早く書かねばならず、以前よりほんの少しだけ早く書けるようになったので感謝しています。鬱陶しがられますが。劇団宝船久々の公演、とても楽しみにしております。
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